「活性酸素」が体に良くないのはなぜ?活性酸素を増やすNG習慣

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ここ最近、テレビや雑誌、インターネットでよく耳にするようになった”活性酸素”という言葉。

「いつまでも健康で美しい体でいたい!」と望む私たちにとって、活性酸素を増やさないようにすることはとても重要なことです。

とは言っても、活性酸素という言葉だけが出回っていて、そもそも何のことなのかよくわからないという人も多いのでは?

活性酸素とは何なのか、どうして増えてしまうのか、活性酸素の基本をおさらいしてみましょう。

生きているだけで活性酸素は発生する!

私たちは常に、呼吸をして体の中に酸素を取り込むことでエネルギーを生み出し、生命を維持しています。

その際に、消費した酸素の2~3%は活性酸素になってしまうと言われています。

普通に生活しているだけでも活性酸素は発生してしまうということです。

活性酸素の働きとは?

活性酸素は、物質と反応しやすい、つまり酸化力が高い酸素のことです。

活性酸素は通常の酸素よりも電子の数が少ないために不安定な状態にあるので、電子を安定させるためさまざまな物質と化合して酸化させます。

体にとっては害でしかないと思われがちな活性酸素ですが、必ずしも体に悪い働きをしているわけではありません。

体に侵入してきたウイルスや細菌を酸化させて無毒化させます。

ですが、活性酸素が増えすぎてしまうのは問題です。活性酸素が過剰に発生すると、体に害のあるウイルスや細菌だけではなく、健康な細胞も攻撃してしまいます。

活性酸素が引き起こす病気

人の遺伝子は、90歳~115歳くらいまで健康に生きていけるようプログラムされていると考えられています。

でも、多くの人はそんなに長い間健康な体を維持することは難しく、老化が進んだり、病気にかかったりしてしまうでしょう。

その理由の大半が活性酸素による細胞の酸化であるとも言われています。

老化

シミやシワなど肌の老化、筋力低下、白髪、物忘れなどあらゆる老化現象も活性酸素によるところが大きいと言われています。

活性酸素によって細胞が酸化し、傷ついてしまうことで細胞の機能が低下したり、変質してしまうのです。

見た目が老化してしまうのはもちろん、さまざまな病気にかかりやすくなってしまう状態です。

動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞

心筋梗塞や脳梗塞はいずれも、動脈硬化によって血管が硬く、詰まってしまうことによります。

活性酸素はコレステロールや中性脂肪を酸化させて変質させるので、血管を詰まりやすくしてしまうのです。

がん

がんは、その細胞のDNAが損傷することによって発生するがん細胞が増殖することで起こります。

細胞をがん化させる原因となるのが活性酸素です。活性酸素は細胞の細胞膜や角膜を傷つけたり破壊して、核にあるDNAを傷つけます。

それによって遺伝子情報が狂って細胞が突然変異し、がん細胞となります。

活性酸素はどうして増える?

活性酸素は呼吸を続けるだけで発生してしまうので、全く発生させないようにすることはできません。

また、先に説明した通り体を守る働きもあるので、全く無いと困ります。

問題は体の中で活性酸素が増えすぎてしまうことです。活性酸素が過剰に発生する原因として、以下のようなものが考えられています。

紫外線

紫外線を浴びると、紫外線から体を守るために活性酸素が発生します。

紫外線を浴びるとメラニンが発生してシミになったり、コラーゲンが破壊されてたるみやシワになると言われていますが、

いずれも活性酸素の発生によって起こっています。

喫煙

タバコの煙を吸うと、それに含まれる有害物質から体を守るために活性酸素が発生します。

タバコの煙自体にも活性酸素が含まれていますし、活性酸素による害から体を守るビタミンCを破壊する作用がありますから、活性酸素を過剰に増やしてしまいます。

タバコを吸う人が肺がんのリスクが高いのはこのためです。

飲酒

適量の飲酒は健康に良いとも言われていますが、過剰な飲酒は活性酸素が大量に発生します。

肝臓はもともと、胆汁の生成や解毒、代謝など重要な働きをしている内臓のため、活性酸素を増やしやすいです。

アルコールは肝臓で分解、解毒しなくてはならないので、アルコールを飲んだだけ肝臓が働き、活性酸素を増やしてしまいます。

ストレス

ストレスを溜めるのは体に良くないと言われるのは、ストレスが活性酸素を発生させることにも由来します。

ストレスを受けるとその影響から体を守るために抗ストレスホルモンが分泌されますが、その際にも活性酸素が発生します。

また、ストレスを受けて緊張している状態は血管が収縮しますが、緊張がとけて血流が再開するとき、活性酸素が発生します。

食事

食生活も活性酸素の発生に深い関わりがあります。

脂肪分の多いもの、加工食品など添加物を使った食品を多く食べると活性酸素が大量に発生してしまうと言われています。

また、間食が多いとか、お腹いっぱいまで食べないと満足できないなど食べ過ぎの習慣もよくありません。

農薬も活性酸素を発生させるので、質のよい物、体に良いと言われる食品をバランスよく食べるようにしましょう。

活性酸素が増えすぎてしまうことで、体にどんな影響を与えてしまうかわかったでしょうか?

元気で美しい体を維持するためには、活性酸素をできるだけ増やさないような生活習慣を心掛けてみてくださいね!

個人の体験などをもとにした内容となっています。記事を参考にダイエットをお試しの際は、健康状態や安全面に十分配慮のうえ、正しい方法でおこなってください。

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