中高年のダイエットは「関節症」「骨粗しょう症」に注意

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食事の摂取量や内容は若い頃とたいして変わらないのに、なぜか太りやすくなってしまった。これは中高年以降の方に多い悩みのひとつですね。

このような現象は代謝機能の衰えが原因なって起こり、肥満への入り口に立たされている状態です。

ここで食事の摂取量や内容に注意を払い、適度な運動を心がけたのであれば、肥満の恐怖から免れることができるでしょう。

ところが、肥満の入り口に立たされているという自覚がないまま、食習慣を含む生活習慣の改善を行わずに過ごしていると、あっという間に許容範囲を超えた肥満の状態となってしまうこともあります。

すると、あなたの身体にはどのようなことが起こりやすくなるのでしょうか?

関節の疾病

私たちの身体の運動機能は、身体のいたるところに存在している筋肉により正常に働くことができています。

そして、私たちの体重は、膝や足首の関節により支えられています。ところが、筋肉は加齢によって衰え、関節と関節の間に存在しているヒアルロン酸などのクッション材もまた、加齢とともに減少して行きます。

ここで少し、考えて頂きたいことがあります。

筋肉の衰えは、毎日少しずつでも運動を行うことにより、徐々に回復させることが可能ですが、問題はクッション材の減少です。

クッション材の役割は、関節の動きをスムーズにすることのほか、関節に加わる衝撃を吸収することにあります。

つまり、クッション材が減少することにより、関節の動きはぎこちなくなり、衝撃をまともに受けやすくなるということですね。

そのような関節の状態で体重がどんどんと増加したら?

関節は体重を支え切れなくなり、最終的には変形性関節症という病気を引き起こします。

この病気を発症すると強い痛みが現われるだけではなく、歩行が困難になってしまうことさえあります。

つまり、中高年以降の肥満は、見た目の問題だけでは済まされなくなる危険性を秘めているということです。

骨折

もうひとつ、目を向けて頂きたい問題があります。それは、中高年の女性に多いといわれている骨粗鬆症という病気の発症です。

これは、カルシウムなどの栄養不足や加齢により起こる病気であり、重症度が高くなるにつれ、骨折する確率が高くなります。

そして、上記でご説明した関節の問題。変形性関節症は痛みを伴いますので、歩行時に身体のバランスを崩すことが多くなり、転倒の危険性が高まります。

変形性関節症、筋肉の衰退、クッション材の減少、肥満。これらは互いに悪影響を及ぼしてしまうものであり、これらがあなたの健康を脅かす材料になるということがわかりますね。

美味しいものを美味しく食べられることはとても幸せですが、一方で肥満が原因となって現れやすい病気があるということも知っておきましょうね。

個人の体験などをもとにした内容となっています。記事を参考にダイエットをお試しの際は、健康状態や安全面に十分配慮のうえ、正しい方法でおこなってください。

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